T's日記

T'sスタッフによるブログです。

日記一覧(2019年~)


出産は決して安全ではありません

少々強い物言いでございますが、最近某サイトに当院で「脅しのような」指導を受けたとの投稿があったと報告を受けましたので少し書かせていただきます。

肥満妊婦など、当院で扱うべき状況ではなくなった場合には高次施設転院を推奨しています。

しかし、それでもぜひT’sでと希望される場合がございます。

結果的に、我々が万全を期して対応させていただき、母体は無事だったようで何よりでございました。

無事出産されましたこと、心よりお喜び申し上げます。


さて、

T’sではこれまで生命にかかわる医療事故は幸いにしてございません。

それは、日々の研鑽を怠らないよう努力していることはもちろんですが、

自身のクリニックの能力と機能分担を理解したうえで、扱うことのできる症例を限定しているからです。

本来であれば、制限なくすべての方を受けれたい気持ちでいっぱいです。

しかしながら、母児を危険にさらすべきではございません。

留意すべき既往症や合併症のある方、肥満の方は高次医療施設での分娩を強く推奨しております。

体重増加が著しく、出血時の血管確保困難、緊急帝王切開時の麻酔困難が懸念される場合にはことのほか強くお話させていただきます。

おそらく今回のケースではこの指導が「脅迫された」と感じられた原因だと思います。

その裏にある我々の思いはただひとつ、

「母体と赤ちゃんが安全に出産と誕生をしてほしい」

これはすべての産科医が願うことです。

残念ながら出産は決して安全ではございません。

妊娠や出産が自然なもの、という概念も、体外受精児が増えている現代では成り立たなくなりました。

何も異状がなく、元気な母児が入院して、「分娩」「出産」という一大イベントを乗り越えて母児が退院されます。

そのイベント中に何か起きるかもしれないのが分娩や出産の怖いところです。

病院や診療所は、「具合が悪い方が訪れて、元気になって帰る」印象があると思いますが、

産科だけは例外です。「元気な方が訪れて、もしかしたら院内で具合が悪くなるかもしれない」ところです。

赤ちゃんの具合が悪い、母体の具合が悪い、いつ何時帝王切開分娩となるかは誰にも予測はつきません。

無事に赤ちゃんが誕生しても赤ちゃんの具合が悪い、母体の出血が止まらない、母体の心肺停止、これらもいつ何時起こるか予測がつきません。

好んでこの仕事に就いているので文句を言うつもりはありませんが、

我々産科医は、働き方改革とは無縁です。24時間365日待機を強いらる場合が少なくありません。

しかし、その心身の犠牲の上に成り立つ医療であることは、行政をはじめ少しでも多くの方に理解してほしいと思っています。

そして我々は、この状況を言い訳にせず、毎日真剣に産科医療に従事しております。

どうか妊婦様、ご家族様も真剣に向き合ってくださいますようお願いいたします。

T'sレディースクリニックスタッフ一同、全力で支援させていただきたいと思います。


生まれてくる生命は私たちの大切な未来。

未来を守るためにT'sレディースクリニックは、おひとりおひとりに真剣に向き合って参ります。

生まれたばかりの赤ちゃんの欲求を満たしてあげられるのは?

特別な場合を除いては、赤ちゃんにとってもっとも最適で最強の栄養は母乳です。
T'sでは母乳育児を強く推進していますが、コロナ禍になり、ママクラス(母親学級)などで十分な時間が取れないこともあり、母乳栄養のすごさをお伝えすることができなくて歯がゆい思いをしています。

最近、妊婦さんと母乳育児について話し合うときにちょっと気になることが多くなりました。
ママ自身についての希望は沢山出てくるのですが、赤ちゃんの気持ちについての話が少ないのです。
もちろん、赤ちゃんの気持ちはわかりませんので、想像するしかありません。
ママ自身が健康でいなければ育児はできませんからママの気持ちも大切です。

でも、赤ちゃんの欲求について、もっともっと考えてあげてほしいです。

生まれたばかりの赤ちゃんの欲求はママやパパに汲み取ってほしいと考えています。

きっと、赤ちゃんの欲求はとてもシンプル。

ママのおっぱいを吸いたい、抱っこしてほしい。

これを満たしてあげられるのはやっぱりママだと思います。そしてそれを積極的に支えることができるのはパートナーやご家族です。

生まれてきてくれた赤ちゃんのペースに、しばし振り回されつつ、頑張ってみてください。応援します!!


SIDS 乳幼児突然死症候群について 厚労省からお知らせ

T'sでは、妊娠中の方や妊娠を考えている女性に対して喫煙によるSIDSのリスクについてお話しています。
生まれてくる生命は、私たちの大切な未来です。喫煙によって「未来」を失ってはいけません。

また、母乳栄養児はミルク栄養児に比べてSIDS発症のリスクが低下します。
ミルクは母乳に比べると消化吸収に時間がかかるため、ミルクをたくさん飲ませると赤ちゃんは満腹感が長く続くのでぐっすり寝ます。
問題は、このときにママがスマホをはじめ他のことに熱中してしまい、赤ちゃんから注意がそれる時間が長くなるため異変に気づきにくくなるのがSIDSリスク増加の原因と考えられています。

母乳育児は大変な面もありますが、SIDSリスク低減の観点からも、強く推奨されるべき赤ちゃんの栄養方法なのです。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

仙台市医師会広報誌「てとてとて」No.52 2021年8月30日

台風19号

仙台市医師会・仙台市医療センターで発行している広報誌

「てとてとて」52号に院長執筆の記事が掲載されていますので是非ごらんください。


妊娠中のアルコール摂取について

コロナ禍におけるマスク育児について


https://www.sendai.miyagi.med.or.jp/citizens/books.php


病院に行く前にしっておきたいこと 2021年8月30日

台風19号

変異株が猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症流行のなか、みなさま不安な毎日をお過ごしのことと存じます。

さて今日は、小さなお子様をお持ちのママたちにとても役立ちそうな本をご紹介いたします。

親と医師で考えた 病院に行く前に知っておきたいこと

2021/8/26


坂出市立病院の戸田千先生の文を引用しますので、ご活用いただければ幸いです。


「授乳しているとケーキや焼き肉を禁じられて、根菜類のお汁と白身魚の煮物だけよ!
と指示されて苦しくて母乳育児を止めるような人をなくしたい。
そのために、妊娠中から、乳腺炎の対処法を知っておこうというテーマです。

クラウドファンディングで書籍・サイトを作った阿真京子さんは、
医療スタッフではなくて、いつも母親の目線で動いている人です。
10年以上前から、小児医療を守るために色々なものを繋いできているその一環で
このプロジェクトが生まれました。

子どもの親として、そして、IBCLCという親子を支援する専門家として、
役に立つサイト・書籍だと思いますのでお勧めいたします。」


書籍(Amazon商品ページ)

https://www.amazon.co.jp/dp/B09CRLTSD6/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_9M8J98FZ66FDBK3RZ7ER?fbclid=IwAR00mKuI7SJWcwgiF7G0caugNI4-sEjPrW-uqYzKRm7DD0V9CQR0d8w6-2Y

サイト版

https://kodomotoiryo.com/


御礼 2020年4月22日

台風19号

感染拡大の猛威を振るっている新型コロナウイルスCOVID19ですが、みなさま不安な毎日をお過ごしのことと存じます。

連日報道されている通りマスクやガウン防護服、消毒用アルコールなど医療資材の不足は深刻です。総合病院では特に一人の感染患者や疑い患者に対して複数名が対応に当たるため必要な資材の量は天井知らずとなります。当院のようなクリニックではもともとの備蓄が少ないため尚更大変ではありますが節約と有効活用で日々の診療にあたっております。

サージカルマスクは、中国生産と日本への流通が回復している様子で、高額ではありますが少しずつ手に入るようになりました。

アルコール消毒薬についてはまだまだ見通しが立たない現状です。

あらたに製作ラインを立ち上げたり、目的外の既製品を工夫して使用するなど各方面でご協力いただいております方々へは心より感謝申し上げます。

さてそんな折、近所の方から備蓄されていたマスクを無償提供していただきました。

他に困窮している施設がないかどうか医師会に確認したうえで今回は当院で活用させていただくことにしました。

本当にありがとうございます。


10月のT'sわらベビ楽しく終了~! 2019年10月16日

10月のT'sわらベビ楽しく終了~!

10月16日

T's わらベビ 10月はハロウィンバージョンで開催されました。

かわいい仮装をご覧あれ!

10月のT'sわらベビ楽しく終了~!

台風19号 2019年10月14日

台風19号

このたびの台風19号によりお亡くなりになられた方々へ心よりお悔やみ申し上げます。

また被災された多くの方々へ心よりお見舞い申し上げます。

T’s周辺は3時ごろをピークに道路が川と化しておりました。

思ったよりも早い段階で排水が不能となり夜間は入院患者様に災害トイレでの対応をお願いしましたが

朝には水も引き排水も回復しておりました。入院中の患者様はもちろんですが、通院中の患者様からも特に異状の連絡はなくホッとしました。

しかしこれから先も温暖化の影響で同様かさらに大きな台風の発生があるかと思うと心配でなりません。

地球がとても心配です。

地震も台風も無いに越したことはありませんね。

どうか皆様も日々心とモノの準備を忘れずにお過ごしください。

T'sごはん 2019年10月10日

T'sごはん 2019年10月10日

突然ですがT‘sのごはん、好評を頂いております!

面会の家族や友だちに「食べたい~!」って言われることもあるそうで。

食べログに載せようとした方もいるとか(笑)

でもこちらは産婦人科でございまして… いずれにせよ喜んで頂けることは嬉しい限りでございます。

ありがとうございます!

 一方で、入院中の食餌が過剰だの調子に乗ってる系とまで辛辣なご意見をいただくこともあるようでして...。

T‘sのごはんのコンセプトをご理解いただけないのが残念ですが何より、ママの気持ちを少し考えてほしいと思いました。 

ココロとカラダがよろこぶ食餌。楽しい食事。

ちょっと書かせていただきます。 


主婦業…家事、育児ママは大変です。

仕事をされている方ならなおのこと。 

「今日のご飯はナニ?」

「●●よ。」「やったー!」

… 毎回家族の反応がこれならいいですけれどね。 

「今日のゴハンは何かな?」

「△△にしたよ。」

「…ふーん。」

(え? 喜んでもらえてない? あれ?)

ママのパワーが奪われます。 

たまに外食するときこんな場面があります。

「さて何食べる?」

「作らなくていいならなんでもいい!(おまけに片付けしなくていいし!)」

 なんでもいい、なんてちょっとがっかりな返事のようですがこれが主婦の本音でしょうね。

考えるの大変です。買い物大変です。

作るの大変です。

片づけるの大変です。 

入院中だけ、ママに贅沢させてあげてください。

贅沢と言っても食材が高級というわけではありませんよ。

調理の方法だったり、盛り付けや飾りつけだったり、T‘sのごはんはそのひと手間ふた手間に心を込めて作っています。

退院したら、またママに頑張ってもらわなければいけません。

ママへのご褒美。

家族みんなと一緒ならもっといいけれど、そこは我慢していただいて…。 

楽しく食べることってとっても大切ですね。

ママと赤ちゃんに喜んでもらえるならば、いくらでも調子に乗らせていただきます(笑)。


バースプラン 2019年09月18日

バースプラン 2019年9月18日

突然ですが「バースプラン」というものがございまして。

T'sではT's院長の想いを込めた母児の絆を証明するモノとして運用しております。

最近患者様やスタッフに熱弁する機会がございましたのでもう一度登場です。

以下、2013年に書いた記事を再掲します。

(T’s日記 JUGEM版より引用)

まもなく 3.11 東日本大震災から2年が経とうとしています。 

T'sスタッフの胸にある思いは個々人で様々、そして複雑ですが あらためていのちの尊さを考えさせられます。 

あの日以降、 生命の誕生に立ち会えるこの仕事に携わっていて本当に良かった、 その思いはT'sスタッフ共通の思いです。    

今日はT'sのバースプランを紹介します。   

「バースプラン」という言葉を聞いたことがありますか? 

「出産」 -Birth- の「計画書」 -Plan- という意味でつかわれています。 

私たちT'sスタッフは、 妊婦さんやそのご家族の方々がどのような出産を望んでいらっしゃるのか

 要望などを聞かせてもらいながら できるだけママやご家族の思いに沿ったかかわり方をしたいと考えております。

では、 「あなたのバースプランは?」 と聞かれて具体的にイメージできますか? 

「ウーン...」と考えてしまう方が多いかもしれませんね。  

まずは漠然とでも構いません。 どんなお産にしたいのか。 

赤ちゃんにどんなことをしてあげたいのか。

 周りの方々にどんな風にかかわってほしいのか。 

出産後はどんな過ごし方をしたいのか。 などなど... 考えてみましょう。

そして整理していきながら、オリジナルのバースプランをつくってみましょう。  

 バースプランをつくるメリットって?  

まず何よりも イメージです。  

バースプランを考えるときに 出産をイメージすることができます。

  「お産って、なんとなくコワイ。」   

赤ちゃんに会えます!   楽しいこともたくさん考えましょう。   

バースプランを考えることで 出産というイベントを積極的に受け入れることができます。   

ひとりで考えてばかりじゃいけません!   

バースプランをパパと二人で考えると、出産をお二人のイベントとして受け止めることができます。   

相談、相談。   

私たちT'sスタッフがママやご家族の考え方を知ることで、より一層の理解が生まれます。   

スタッフと一緒に協議することで、より強い信頼関係が生まれます。 

 バースプランは自分自身のオリジナル計画ですから修正、加筆など、まずは やりたい放題どうぞ。 

そしてT'sでは、ある程度固まったら清書することを奨めています。 

もちろんそのあとでも変更はいつでもOK。

さらに、出産を終えたら 

どんな思いで赤ちゃんを迎えることができたか、 できるだけ早くレビュー(=振り返り)を書いてみましょう。 

フレッシュな気持ち、これが大事。   

そして完成したバースプランを 大切に保管してください。 

T'sのバースプラン記入用紙には 院長の特別な思いが込められています。

 書いた紙をラミネートすれば長持ち!という手もありますが 賛成できません。  

「手触りも肉筆もすべて大切な記憶 - だから触ってツルツルではだめなんだ」 という理由です。  

多少の水濡れにも強い材質で作りました。 

津波には耐えられないかもしれませんが、 涙ぐらいなら大丈夫。 

八つ当たりにも耐えられる? 簡単には破ったり、丸めて捨てることができません。 

いつか、ママやパパが育児に悩んだとき- もう一度 そっと開いてみてください。

 ほら、そこには ママとパパが どれほど待ち望んだ 大切な赤ちゃんであるかが しっかりと記されていますよ。   

お子様が成長していく過程で、道に迷ってしまったり 万が一  

「産んでくれなんて頼んでない!!」 なんて口にするようなことがあったら、 

このバースプランを一緒に開いて、お子様にも読ませてください。

 そのときに

「あなたを待ち望んだママとパパふたりの気持ちを書いたんだよ」 

そう ひと言添えてください。   

幸せいっぱいでまっすぐ育ってくれれば文句なし。 

子育てが完了したら お子様が成人するときや、ご結婚されるときにプレゼントするのもよいでしょう。  

 T'sでつくったバースプランが もう一度 皆さまのココロを温めてくれる力になることを信じています。 

そして、それは魔法の力ではありません。 

間違いなく、 ママとパパの 愛の力なんです。    


子どもたちは私たちのかけがえのない大切な「未来」。 

未来に伝えたい大切な思い、バースプランに綴ってみませんか?   

完成したバースプランは、ぜひ大切に保管してください。



開院12周年記念イベント 2019年09月01日

開院12周年記念イベント 2019年9月1日

9月1日でT'sは開院12周年を迎えました。

この日は、まず勤続10年のスタッフの表彰も行いました。

そしていよいよT'sレディースクリニック開院12周年記念イベント木暮”シャケ”武彦さんのミニライブのスタートです。

クリニックでも流れているインストゥルメンタルの「青葉の歌」に始まり、楽しいトークを交えながら、往年の「ルシアンヒルの上で」や「カジノドライブ」まで演奏していただき大変盛りあがりました!

ご来場くださった方々は素晴らしい演奏にとても感激しておりました。シャケさん、またステキな演奏を聴かせてくださいね。

T'sオリジナルマグカップ プレゼントの中止について 2019年08月25日

T'sオリジナルマグカッププレゼント中止について 2019年8月25日

これまで入院時のプレゼント品としてご好評をいただいておりましたオリジナルマグですが

現在の在庫を持ちまして終了させていただくことになりました。

初代のバージョンからガラスマグやスープマグなど歴代8回以上のデザイン変更しながらマグカップを製作したことを思い出すと

なかなか感慨深いものがあります...。

最近は内側をオレンジ色の着色しロゴを撥水焼き付けしたタイプで安定しておりました。

製作業者からは材料や人件費の高騰のためどんどん値上げされてしまうこともあり、このたびの消費税増税にともない製作を終了することに致しました。

T'sオリジナルマグをお持ちの方には、大切に使っていただきたいと願っております。

画像はVer.2でしょうか。

妊娠中の旅行について 2019年03月27日

妊娠中の旅行について 2019年03月27日

今日は風が強い仙台でございます。
まだまだ寒いですが、少しずつ暖かい時間帯が長くなってまいりました。

さて
これからのシーズン、旅行について質問されることが増えるので少々書いておきましょう。

いわゆる「つわり」「悪阻」と呼ばれる症状が落ち着く妊娠16週ごろ以降はだいぶ過ごしやすくなりますね。これが「安定期」でございます。
流産しにくい時期、多少無理して動いても大丈夫な時期、と勘違いされてしまうことがしばしばあるようですが、ちょっと違います。妊娠初期の悪阻症状は個人差がありますが、気持ち悪くて食欲がない、起きてるだけでもしんどい、仕事いくのも億劫、外出なんてもってのほかという感じの方も少なくないと思います。妊娠16週ごろになると、胎盤がある程度できあがるために、嘔気などの不快な症状が軽くなることが多いです。これを「安定期」と呼びます。

気分転換に外出、さらにはちょっとした旅行に出かけるのもよいでしょう。
いつ頃までが旅行に適した時期なのか、という質問を受けることがあります。
一般的には妊娠30週頃までがよいと思います。

気を付けていただきたいことをいくつか書いておきますので参考にしていただければ幸いです。
以下、切迫流産や切迫早産などをはじめ医師から許可されない場合はもちろん除きます。

  • ゆとりをもった旅行計画を立てましょう。
  • GWやお盆、年末年始などの混雑ピーク時を避けて計画することもお勧めです。
  • 旅行直前に出血などトラブルが起きて急遽キャンセルとなることも想定して計画しましょう。
  • 旅行中に体調がすぐれない場合は速やかに産婦人科を受診したり医師に相談しましょう。
特に海外では、すぐ受診できる環境はなかなかありません。国によっては莫大な医療費が請求される場合もあります。事前に旅行中の医療サービスについては十分確認をしておきましょう。
  • 移動後はすぐに次の行動に移らず、水分補給や休憩をとりましょう。
  • 夫やパートナーの実家へ里帰りするときは、お互いに気を遣う場面が多くなりがちです。
横になって休むことなどとても難しいと思いますが、夫やパートナーに工夫してもらい休めるように配慮してもらいましょう。
  • 長時間の歩行、長い階段や坂道の移動はできるだけ避けましょう。
  • 移動距離が長い場合はもちろん、途中で十分な休憩を取りましょう。
  • 自家用車や電車などでは、同じ姿勢で長時間過ごすと下肢静脈血栓症を生じるリスクが高くなるのでときどき立ち上がることを忘れずに。足をくねくね動かすなども有効です。
  • 腰痛の予防のためいつも正しい姿勢を意識して過ごしましょう。
  • 飛行機の搭乗は妊娠36週頃までは可。ただし航空会社により診断書提出を求められることがある
  • 飛行機の座席の配慮をしてもらうために搭乗手続きは早めに済ませましょう。
  • トイレはぜったいに我慢してはいけません。
  • トイレに通わないように水分を摂らないのはもってのほかです。
T'sでは妊婦さんそれぞれに対応したお答えをしております。

お気軽にお問い合わせください

クリニック案内

医院名
T'sレディースクリニック
院長
髙橋 剛
住所
〒984-0032
宮城県仙台市若林区荒井3丁目26-1

診療科目
産婦人科
電話番号
022-288-1103